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Nyaronsベスト 「Five Nyans」
Nyaronsの14作目のCDは、活動5周年を記念しまして初のベストアルバムになります!ちなみに余談ですが今から遡ること7年前、bassy名義でのベストもなんと14作品目でありました。Nyaronsとしてはこの5年間で約80曲の楽曲を制作してきました。自分でもびっくりです。その中からストリーミングでの再生数なども踏まえつつ、最終的には僕とchikaで1曲づつアルバムに入れたい曲を出し合って、そして新曲も1曲加えて、全19曲入りというボリ
ちなみに余談ですが今から遡ること7年前、bassy名義でのベストもなんと14作品目でありました。 Nyaronsとしてはこの5年間で約80曲の楽曲を制作してきました。自分でもびっくりです。その中からストリーミングでの再生数なども踏まえつつ、最終的には僕とchikaで1曲づつアルバムに入れたい曲を出し合って、そして新曲も1曲加えて、全19曲入りというボリュームでお届けいたします。 再編纂にあたって、ここ一ヶ月ぐらいかけてすべての曲のミックスとマスタリングをやり直しました。今の僕に出来得る最良の状態に仕上げられたかと思います。 特に昔の曲はだいぶ生まれ変わって聴こえるんじゃないかと思います。 曲順はあえてリリースしてきた順に並べてみました。結成から現在に至るまでの音と歌詞の遍歴が聴いてて面白いかと思います。 せっかくのベストアルバムなので最後に新曲を加えさせていただきました。これは今回の5周年を記念して書き下ろしたもので、僕たちの初期の楽曲「ユメ待ちホーム」の”その後”的な位置づけで書いてみました。 またブックレット内には、戦友ワイト氏(BOG)より、心温まる?ライナーノーツも寄稿していただきました。 昔からNyaronsのことを知っている人も、またそうでない人も、きっと楽しめる1枚に仕上がってるんじゃないかと思います。 是非イベントや店頭でお手にとっていただけましたら幸いです。 んでは、M3でお会いできたら幸いです! bassy ]]>
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2021-10-29T16:17:47+09:00
bassy
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仲良くダラダラやるのが一番
こんにちはbassyです。スタジオのパシリから始まって、なんだかんだでもう20年以上、音楽業界の片隅でなんとかまだ生き続けております。そしてNyaronsの活動だけでもそろそろ5周年を迎えようとしています。昔友人が言ってた、「音楽を仕事に出来る人の割合って、例えば砂場に手を突っ込んで、その手に付いた砂を払って、それでもまだ残ってる砂の数ぐらいらしい」という言葉。良い例えだなぁと思ってて、今だに僕を勇気付けてくれ
スタジオのパシリから始まって、なんだかんだでもう20年以上、音楽業界の片隅でなんとかまだ生き続けております。そしてNyaronsの活動だけでもそろそろ5周年を迎えようとしています。 昔友人が言ってた、「音楽を仕事に出来る人の割合って、例えば砂場に手を突っ込んで、その手に付いた砂を払って、それでもまだ残ってる砂の数ぐらいらしい」 という言葉。良い例えだなぁと思ってて、今だに僕を勇気付けてくれます。 ここまで来たら多分この先も音楽を作って生きていくんだろうなぁと思う今日この頃です。 自分のことを天才だと思ってた10代、それなりに挫折も経験して今では凡人なりにいかに音楽と向き合っていくかを考えてます。自分なりに忘備録も兼ねて書いておこうかと思います。 Nyaronsで「ハルカカナタ」って曲があるんだけど、Youtubeでもサブスクでも僕たちの中で一番再生数が多い。 この曲が完成した時の正直な気持ち、なんか地味な曲になっちゃったなぁ、アレンジも普通だし、お金かけて動画も作ってもらったのになんか残念だなぁ…って思ってたんだけど、結局今だにこの曲の再生数を超える曲が出てこない。 再生数がイコール曲の良し悪しではないけれど、大きくの人に支持されていることは確かな事実。 んで、僕なりに思ったんだけど、結局その曲がヒットするかどうかなんか運次第なんじゃないかと。 ならば運を上げるにはどうすればいいのか。僕は気付いてしまったんです。方法はひとつだけ、 数撃ちゃいつか当たる。 ってこと。当たり前のことなんだけど意外とみんなそれが出来ない。良い曲を自分の力だけで作ろうとするのは思い上がりであって、天才じゃないんだから、とにかくコンスタントに数多く作り続けるしかないと思う。そうやってラッキーストライクを増やしていく。 っていうか人生ってそういうものなんじゃないかと。少なくとも僕にはその方法が一番合ってると思う。 今よりもっと若い頃、音楽の方向性とか、クオリティで揉めたりすることも多々あったけど、それって今思うと、自分の価値観を絶対的に正しいと思っているただの勘違いなんじゃないのかと思う。思い上がらないようにしよう。 特にバンドとかユニットとか、チームで音楽をやる時は、音楽的クオリティを重視するよりも、(そもそもそんな才能があると思わない方がいい)いかにこのメンバーで仲良くやるかを考えた方が良いと思う。仲良くやるというのは、その人に合ったポジションを考えるということ。そうやってだらだら長くやり続ける間に、たまたま良い曲にめぐり逢えるんじゃないかな? だからNyaronsも音楽的クオリティに拘るのはやめよう。そもそもchikaに期待するな。出会えただけでラッキー。期待しなければ失望もない。仲良くダラダラやるのが一番。 というわけで、自分なりに今思う音楽観をまとめてみました。 bassy ]]>
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2021-07-16T11:34:26+09:00
bassy
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M3開催ありがとう !
コロナの影響で、世の中が自粛やリモートでの作業が強いられる中、僕の仕事は以前から常にリモートみたいなもんだったし、仕事の発注量もそれほど影響を受けなかったし、(今の所) だから世間でいう自粛疲れとか、あまり実感が湧かなかったし、人と会わないで仕事を続けることにも耐性があったと思う。5月の夏コミが中止になった時も、作品を作ってリリースを続けるとこに意味があると思ったから、例年と変わりなく作り続けた。イ
5月の夏コミが中止になった時も、作品を作ってリリースを続けるとこに意味があると思ったから、例年と変わりなく作り続けた。イベントで頒布することは出来なかったけど、通販や委託を通じて沢山の人に手にとってもらえた。ありがとう! だから僕の音楽活動においてコロナの影響なんて大して受けていないと思っていた。 そんな中無事にM3が開催された。 久しぶりのイベントはとても楽しかった! 具体的に何が楽しかったか分かんないけど、とにかく楽しかった。直接人と会って、CDを渡せて、一言二言でも会話を交わせることの大事さが分かった。誰と会うことも無く、音楽を作ることは出来るけど、それを続けるのにどれだけリスナーさんの声が大事なのかが、理屈ではなく体験として分かった。 差し入れや、お手紙どうもありがとう! とても嬉しいです。 お返事、お返し出来なくてすいません。その分良い音楽を作って期待に応えられれば思います。 そして最後に、コロナ禍で多忙な職業にも関わらず、Nyaronsの製作に時間を割いてくれた相方に感謝!! ピクミン頑張ってね・・・ ]]>
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2020-10-26T00:06:22+09:00
bassy
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「Cocoro Beat」製作後記
10代の頃に聴いていたあの音楽の感覚。お年玉を貯めてド派手なラジカセを買ったり、TVの歌番組をカセットテープに録音したり、僕にとって80年代の音楽は常に新鮮だった。音楽の仕事をさせてもらえるようになった今でも、やっぱり根底は80年代に聴いてた音楽に影響されてる部分が大きいと思う。スタジオで働くようになってから、昔聴いてた音楽とか聞かれると、カッコつけて洋楽とか答えておいた方かいいと思ってたけど、全部ウソで
スタジオで働くようになってから、昔聴いてた音楽とか聞かれると、カッコつけて洋楽とか答えておいた方かいいと思ってたけど、全部ウソです。僕が本当に好きなのは、TOM CAT、C-C-B、浅香唯、斉藤由貴、Wink・・ そういうメロディの感覚、求められてない時は上手にカモフラージュして、だけど隠さずやりたい放題やれる作品があっても良い。自主製作なら全部自己責任だし。相方のchikaには今回の製作テーマを相談して、快く受け入れてくれたことに感謝。ということで新譜「Cocoro Beat」は僕なりに80年代回帰、思い出の心象風景的メロディ。そんな要素を詰め込んだ作品です。 珍しく自分の中にルールをひとつ決めました。 80年代のシンセしか使わない。あるいはそれをサンプリングしたもの。結果的に少しこもった音質になったことは否めないれど、あらためてその良さに気づけたので良かった。と同時に最近のシンセのありがたさにも気付けた。。。 良くも悪くもコロナの影響で納期が延びて、いつもより長く製作期間を確保出来ました。今回はイベント頒布出来ないので、リリース方法も新しい試みをしてみたい。おそらく当面は店舗委託はしません。そのかわり自主通販サイトにて海外含め対応致します。 普段ならば、コミケでイベント価格で頒布していたので、価格設定も同等になるように設定してみました。 数量限定ではありますが、初回特典としてイベント限定頒布CD「ニューロンの宴」も付けちゃいます。 通販はこちら(予約受付中!!)↓https://nyarons.stores.jp/items/5ebce6c734ef0152914dcd73 まだクレジットカード決済に対応出来てません。今月中には対応出来るかと思います。 というわけで、Nyarons新譜「Cocoro Beat」よろしくお願いします! bassy ]]>
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2020-05-19T12:41:00+09:00
bassy
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マスタリング忘備録
無事に「ズットチル」の制作も終えまして、忘備録も兼ねて書いておこうかと。今回は主にプラグインのお話です。個人制作の場合、ミックスからマスタリングまで全部の行程を自分でやります。仕事の場合だとミックス以降は他人に委ねることが多いので、マスタリングまで自分で出来るというのはとてもいい経験になります。自分の曲なので最後まで自分の手で仕上げたいのです。それが技術的に稚拙であっても、後から誰かに文句は言いた
今回は主にプラグインのお話です。個人制作の場合、ミックスからマスタリングまで 全部の行程を自分でやります。仕事の場合だとミックス以降は他人に委ねることが多 いので、マスタリングまで自分で出来るというのはとてもいい経験になります。自分 の曲なので最後まで自分の手で仕上げたいのです。それが技術的に稚拙であっても、 後から誰かに文句は言いたく無いので。あと納期的に考えてもいつもギリギリでやっ てるので誰かに頼めるような時間も無いですし。 で、楽曲の最後の仕上げになるマスタリングですが、コンプとEQで整えた後、今まで は最終段に、SlateDigital FG-Xというリミッターを使用してました。もう2〜3年はこ れでした。比較的原音そのまま音圧が上がる感じだと思います。コンプレッションされ た感じを"DYNAMIC PERCEPTION"というつまみを上げることでリカバーしてくれます。 ただこれだけだと味気ないので、この上段に、Abbey Road RS135というEQを差しています。これは通すだけで音がザラっとして空間がなくなります。高域もちょっと上がって音がくっつく感じ。明るくしたい場合は8Kを+2dbつづ上げれます。僕はいつも+2dbだけ上げてました。マスタリングってなんか、0.1db単位で神経質に音を整えるイメージだったけど、これは2db単位でしか動いてくれないので、返って割り切って出来ます。 というのが今までのマスタリングの流れでした。 今回は作品のテーマ的にも、もっと暖かく柔らかい仕上がりにしたいと考えてまして、 いろいろ思考錯誤した結果辿り着いたのがこちらです。最終段に、PSP VintageWar merを使うこと。このプラグイン、いつからあるか知らないけど2003年のBOGの作 品時には既に使っていた記憶があるので、だいぶ昔のプラグインだと思います。ハー ド機器と違ってこういうプラグイン系は新しいものほど優秀なイメージがあるけど実 際の出音の結果としてはそうでも無い気がします。 VintageWarmerのメリットはいくつかあって、まずひとつはテープシュミレーター でありながら、3バンドのマルチバンドコンプとして動作するとこ。一般的なマルチ バンドコンプと比べると視認性は悪いけど、テープシュミレーター系で、なおかつマ ルチバンドコンプってあまり無い気がします。 もうひとつのメリット、テープシュミ系全般に言える事ですが、歪みの境界線が曖昧。 アナログ的に歪んで行くので、多少歪んでも曲的に合っていればOKみたいな感じで 使えます。 で、僕のマスタリング時の使い方は、"Speed"(コンプのアタックタイム)は遅めに設 定して、"Ralease"は真ん中くらい、場合によっては"Auto"を有効にします。"Drive" は一切上げずに"Knee"を上げることによって音圧を稼ぎます これがだいたい20〜30%ぐらい、通常のゲインで例えると。5〜6db相当だと思いま す。マルチバンドの幅は初期設定のままです。歌ものの場合はここはあまり変えない 方が良い気がします。 で次に背面の設定。ここで帯域ごとのサチュレーションと相対的なリリースタイムを細かく設定できます。 低域が忙しく感じる場合は"Low"のリリースだけすこし上げたり、あるいは高域もしかり。"mid"レンジは固定したまま、"low"と"high"の調整で整えていくと上手くいくことが多いです。この背面パネルの設定でかなり完成に追い込むことで出来ます。お薦めです。 という感じで僕の中で再びVintageWarmerのブームが来てます。 制作中の商業案件のデモ出しもこっそりVintageWarmerに切り変えておりますが、 今の所何もクライアントからは言われておりません。。。 ]]>
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2019-04-25T06:36:06+09:00
bassy
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